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IBMはクラウドをどう定義しているんですかねぇ? [IT]


現在色々な企業がクラウドを唱えていて、そのパターンには大別すると以下があると思います。
  1. データセンタのサーバを仮想化し、切り売りしているだけのパターン
  2. GoogleAppEngine等、自作のWebアプリを公開するための分散環境を提供するパターン
  3. Gmail等インターネット上にWebアプリを公開し使ってもらうパターン

どれの事を言っているのでしょうねぇ?


IBMは独自のクラウドプラットフォームを展開してはいなかったと思うので、データセンタの事を言っているのかな?

だとしたらIBMが言っているのはスマートフォンやタブレット向けにWebアプリを作るスキルが必要という事でしょうか?

だとするとクライアントがPCからスマートフォンやタブレットに変わっただけ?

なんだかなぁ・・・


個人的にはクラウドの条件って、
  1. 社外のデータセンタでWebアプリやバッチジョブを可動させる事
  2. 可動させるアプリは水平分散でスケールアウトできる事

だと思っているんですが・・・


確かにクライアントとしてスマートフォンやタブレットは要件として出て来るでしょうね。
この点については異論は無いです。


ただ、クラウドの定義は・・・この記事からではわからないです(笑)


水平分散でスケールアウトを実現させるためには、
  1. 複数テーブルに対するトランザクションとか
  2. 複雑なクエリとか

色々犠牲にしなければならない事が多いと思います。

顧客がこれを理解した上で要件を出してくれるのか?
顧客がこれらを犠牲にする事を受け入れられるのか?

大いに疑問なんですよねぇ。

だからクラウドってのも一時のブームで終わる可能性もあると思いますし、今は様子を見た方が良いと思うんですよねぇ。


どうなんでしょ?


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