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事件は売り事故は買い。 [投資]


時間を経つに連れて原発の状況はドンドン悪くなっています。
福島第1原子力発電所の3号機の冷却にも問題が出て炉心融解が起こっている可能性があるとか。




さて明日は月曜日です。
東京株式市場が開くと思います。
東京電力[9501]の株価はどうなるのか・・・

原発に海水を注入して原発を冷却しているという事は事実上原発を破棄するという事だと思います。
また、この原油高のご時世に、原発が使えないため火力発電で電力を確保しなければならないとなるとかなりの重荷です。
東京電力[9501]の業績に与える影響は小さくないと思います。
普通に考えれば東京電力[9501]の株価は下がると思います。


相場の世界には「事件は売り、事故は買い。」という格言があります。
普通に考えれば今回は地震によってもたらされた事故なので、株価が下がった所を買うのが正しいと思います。
電力株は高配当銘柄として有名で、配当金の権利取り最終日も今月の25日でしょうか?
株価が下がれば年金等が買いに来る事も考えられるので買い場がやってくると考えられると思われます。


でも、本当に事故なのでしょうか?
原発の安全装置が十分に働かずシリアスな状況に陥っているのは事件なのでは?
後付で情報が発表され、後になる程都合の悪い情報が出てくるのはディスクロージャーに問題があるのでは?
この後も状況が落ち着くに連れて都合の悪い事実がドンドン明るみに出てくるという事になるのでは?

事件と考えればここは売り場と言えると思います。
配当金の権利取りで一時戻っても配当の権利落ち後には株価の下落が続く可能性もあると思います。



さて、なんで私はこんな話を書いているのか?
実は東京電力[9501]の現物株を少し持っているのです・・・
明日の朝までに対応方針を決めなければならないのです・・・(涙)
帰宅難民になるは持株はヤバそうだわで踏んだり蹴ったりです・・・(涙)

さてこういう場合、考えられる対応策は以下の三つだと思います。
  1. 持株を投げて手仕舞う。
  2. つなぎ売りを入れる。
  3. 日和見を決め込む。株価が下がらなければそれで良し。下がったらナンピンする。

私が東京電力[9501]を買った理由は以下に示す理由です。
  1. 配当金が欲しい。
  2. 自分の生活を縁の下で支えてくれている会社を応援したい。

なので「投げて手仕舞う」は私の場合、ちょっと違うと思います。


つなぎ売りを入れるか・・・?
日和見を決め込むか・・・?


つなぎ売りはコストを要します。
手数料はもちろん貸株料も取られますし、逆日歩が付く可能性も有ります。
ストップ安比例配分になったり売り禁になったりでつなぎ売りを行えない可能性もあります。
またシステムトレーダーの私にとって裁量でつなぎ売りを入れるというのはスタイルにも反します。

普通に考えれば日和見かなぁ・・・

でも、考えようによってはつなぎ売りを勉強するチャンスでもあります。
つなぎ売りの様な相場技法は体で覚えないと身につかないと思います。


・・・


悩むぅ・・・


人生って楽しいなぁ・・・(涙)


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