SSブログ

iMacのユニボディにPORSCHEのブレーキキャリパーの機能美を見てしまう私は変なのでしょうか? [IT]

自動車好きの一部が熱狂的に好きになる車にPORSCHEという車があります。
特に911ね。
なんで好きになるかというとブレーキが良いからです。
走る・曲がる・止まるの中で止まるは一番重要ですからね。

っでPORSCHEの911ですが、ラグジュアリー仕様の車でもブレーキには必ずモノブロックのアルミ製キャリパーを使っています。
キャリパーっていうのはブレーキを構成する部品の一つです。

通常キャリパーっていうのは鉄製のブロック二つをネジで繋ぎあわせて作ります。
形的にその方が作り易いのでコストとかの問題でね。

でもPORSCHEのキャリパーはアルミの削り出しで一つの部品として作ってあります。
これは以下に示す利点があるからです。
  1. アルミは放熱性が高い。ブレーキというのは運動エネルギーを熱に変換する事によって減速する装置なので、放熱性が高い方が好ましい。
  2. アルミで作った方が軽い。車はバネ下重量の軽量化はバネ上の5倍効果があると言われているのでブレーキキャリパーが軽いという事は運動性能の直結する。
  3. モノブロックとして作る事によって剛性が高くなる。これはブレーキのフィーリングに直結する。


っで、現行型のiMacのユニボディですが、私はこのPORSCHEのブレーキキャリパーに通じる機能美があると思うのです。

コンピュータって機械的に動作する部分はほとんど有りません。
なのでエントロピーの法則的に言うと使用された電力は最終的にはすべて熱に変換されます。
なのでコンピュータの設計において排熱は重要なファクターだと思います。
NECが水冷式のパソコンとか作っていますよね。

っで、安物のパソコンとか買うと空冷のファンで強引に冷却していたりするので、動作音がうるさくて閉口ものな訳です。

iMacって使った事がある人なら判ると思うのですが、動作音がとても静かなんですよね。
私は自分の部屋に置いてあるiMacで60時間位連続でCPU150%オーバーになるバックテストを動かしたりしていますが、動作音が静かなので安眠する事ができています。
バックテストの実行中にアルミの部分を触るとほんのり暖かいんですよね。

なのでiMacのユニボディにはPORSCHEのブレーキキャリパーに通じる機能美があると思っています。

現行型のiMacのユニボディは背面までアルミの一体成型で液晶部分以外はほとんど継ぎ目がありません。
質感が高くてインテリア性があるのに排熱的にも優れたボディで、「こだわりの一品だなぁ。」と思う訳です。


なんで今こんな話しを書いているかと言うと、先日発売された新型のiMacです。
全機種クアッドコアです。
当然今までの機種より排熱は重要な訳で、「あのユニボディが真価を発揮しているのだろうなぁ。」と思うわけです。

ただでさえ現行型のユニボディには惹かれるものがあるのに、中身もユニボディの真価を発揮するに相応しい構成になってきた・・・

物欲刺激されまくりな訳です。
もうホワイトベースに特攻をかけるガルマ・ザビの如く「謀ったな。Apple」って心境な訳です。
そう言えば新型はグラフィックが3倍速くなったって書いてあったな。(笑)
スクリーンショット(2011-05-03 21.53.16).jpg

幸いPORSCHEと違ってiMacなら買える値段だしね。(笑)


私はたぶん新型のiMacを買うと思います。
最後のピースが揃ったらね。
最後のピース、そう次期OSのLionです。
こいつがプリインストールされて出荷されるようになったらたぶんWebのAppleStoreでポチると思います。
もちろん自分好みにカスタマイズしてね。(笑)


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。