レッドブルきた〜

開幕戦の予選の時から注目していたレッドブルですが、早くも第三戦中国GPで優勝してしまいました。
セーフティーカーが入るタイミングに助けられた面もありますが、実力でもかなり良い所にいるのではないかと思います。


エイドリアン・ニューウェイの面目躍如といった所でしょうか？

レッドブルのマシンは、サイドポンツーンのデザインが独創的ですよねぇ。
初めてマシンを横から見た時は、「車体の前が高くてバランス悪そうだなぁ」と思ったのですが、よく見るとフロントセクションの高さはトヨタ等と同等程度の高さしかありません。
サイドポンツーンがリアエンドに向けて一直線に下がってゆくデザインで、後端が極端に低いため、相対的にフロントセクションが高く見えてしまうんですよね。

素人考えですが、サイドポンツーンが後端に向かって低くなっているデザインによって、リアウィングに当たる風の量が増え、結果的にリアのダウンフォースに貢献しているのだと思います。
今年の活躍によっては、このサイドポンツーンのデザインは来年のトレンドになるかもしれませんね。


兄弟車のトロロッソもブエミが8位に入っているので、今回のワンツーフィニッシュは実力だと思います。
トロロッソに佐藤琢磨が乗っていればねぇ・・・



まあ、冷静に考えれば、
・もしドライコンディションだったらどうだったのだろう？
・もしペースカーが入らなかったら？

と今回の結果だけで判断するのは早計と思われるファクターも多いのですが、いずれにしても今シーズンの楽しみですね。


KERSを外したフェラーリがいまいち冴えないのは気になりますが、マクラーレンは徐々に復調してきました。
ブラウンGPも当初2戦のみのスポンサーと言われていたヴァージンのロゴが今回のマシンにも入っていた所から、良い方向に進んでいる事が伺えます。

小さいリアウィングにも徐々に見慣れてきましたし、今シーズンも楽しくなりそうです。