コメ相場は日本の取引市場の原点ですものね。コメ先物取引を復活させた事は歴史的にも意義の大きい事と思います。

コメ相場は日本の相場史の原点ですものねぇ・・・
本間宗久とか酒田五法とか日本の相場史を語る上で欠かせないですし、「日本の市場も欧米に負けない位歴史があるんだぞ！！」って自慢できる所ですよねぇ。



ちなみに上の写真は東京証券取引所に展示されている古い相場の資料です。
コメ相場の物だったかは失念しましたが・・・
東京証券取引所は無料で見学できるので興味のある方は一度訪れてみる事をオススメします。
私も何年か前に一度行きました。
当時と違っていまはNEX-5とE18-200mmF3.5-6.3を持っているし機会があったらもう一回行ってみようかな。（笑）


っで、話を戻しますが、コメの先物取引が復活した事は凄く良い事だと私は思います。
コメの価格が上昇する事を懸念する向きもあるようですが、私は以下に示す理由により大変意義のある事と思います。

コメ農家の暮らしの安定：
今の国だかJAだかが価格を決定する方式は社会主義的というか共産主義的というか・・・と思います。
先物相場での取引になれば、お米の仲買業者はヘッジの買いを入れて来るでしょう。これは農家にとって安定した収入源になると思います。
さらにここに投機家等が参入してある程度の流動性が確保できれば、さらに農家の暮らしの安定に貢献すると思います。
これは正に資本主義的な方法で、あるべき姿ではないかと私は思います。



コメ価格の適正化：
相場で価格が決まる事で農家に取っても消費者に取っても公正な価格が提供されます。そこには天下り役人等が甘い汁をチュルチュル吸う隙はありません。
正に資本主義的で透明で公正な姿と思います。



日本のコモディティ市場の活性化：
アメリカではWTI原油先物等コモディティの先物取引も盛んですが、日本で先物というと日経225を始めとする株価指数先物ばかりです。
私は株価指数先物は投機一色だと思うので取引したいと思いません。
なので先物取引には手を出していません。
しかしコモディティの先物取引が日本でもアメリカ並に盛んになるなら手を出してみたいと思っています。
タートルズ等相場の歴史上名を上げた人達はコモディティの先物取引で名を上げた人が多いですし、コモディティの先物ならばヘッジャーが参入しているでしょうから価格に周期性等の特性が生まれてシステムトレードをするにも好ましい環境と思います。



いや〜コメの先物を中心に日本のコモディティ市場も活性化すると良いですね。
私もこれを機会に日本の先物市場を研究してみようかな？（笑）

タグ：コメ 米 先物

コメント 4

東証、私も行きました。場内撮影OKなのには驚きました。
ちなみにオススメのお土産は四葉のクローバーのストラップです。あの値段でいいの!?って感じです。

by ももっち (2011-08-13 13:15) 

ももっちさん。ご訪問＆nice＆コメントありがとうございます。

確か撮影はOKフラッシュはNGだったと思います。
私は前回行った時はおみやげ屋の場所がわからなくておみやげ買えなかったんですよねぇ。
また行きたいな。（笑）
by marbee (2011-08-13 13:54) 

そう言えば、両国辺りにあった札差も近いし（東証のある日本橋に）
江戸は、金融業盛んでした。

奈良茂さんだったかな？
「役人は信用するな！」と言った人。
by masakazoo (2011-08-14 22:35) 

masakazooさん。ご訪問＆nice＆コメントありがとうございます。

すみません「奈良茂」は存じません・・・

日本は欧米に負けない程の金融の歴史があるのですから、金融の面でももっと発展して欲しいですよね。
by marbee (2011-08-17 21:12)