H2 バージョン1.1.113は感傷的なリリースですねぇ

H2 バージョン1.1.113がリリースされました。

This is the last version compiled against Java 1.4.

との事です。

訳すと「これはJava1.4を考慮してコンパイルされた最後のバージョンです。」といった所でしょうか？
次のバージョンからはJDK1.5以降を対象に開発するという事でしょうね。

すでにJDK1.6の時代ですから、ある程度古いプラットフォームをサポート対象から外す。
当たり前の行為と思います。


しかし、JDK1.4がサポート対象から外れるのは感慨深いです。
Javaが世の中に普及し、Javaを用いたウェブサイト等が最も作られたのはJDK1.4の時代ではないでしょうか？

私もコードを書いていた時代には、JDK1.4でいくつかのウェブサイトをコーディングしました。


私も仕事でコードを書く機会は無くなり、時を同じくしてメインとしていたプラットフォームも世の中からフェードアウトしようとしている。

これが時代って奴ですかねぇ・・・



今でもJDK1.4のままメンテされ稼働しているウェブサイトはたくさんあると思います。
これからは、JDK1.4で動作しているウェブサイトでも、エンハンスの際には、前作業として「JavaVMのバージョンアップをする。」という事が行われるのでしょうか？

動作を保証するために、途方も無い予算をかけて、死ぬほど辛いテストを行うケースが増えるのでしょうか？

それとも上位互換のはずだから、最低限のテストだけしてリリースしちゃうのかな？

「触らぬ神に祟り無し」って言いますし、下手な作業はしないに限るんですけどねぇ・・・