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【我☆】あなたの人生を変えた一冊をおしえて! [IT]

プロスブログの企画で「【我☆】あなたの人生を変えた一冊をおしえて!」というのをやっていました。

定番だなぁ〜と思いつつ、「自分に取って人生を変えた一冊ってなんだろう?」と本棚を見回してみた所、シミがついて酷くボロボロな一冊が目につきました。

手に取ってみた所、以下に示す本でした。

C言語入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)

C言語入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)

  • 作者: レス ハンコック
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: 単行本


この本、私の人生を変えてはいないかも知れませんが、私の人生で最も長い時間を共に過ごし、最も影響を与えられ、最も私を形作った本と思います。


コンピュータのプログラムを作るための言語の一種である、C言語を勉強するための本です。

この本を購入したのは大学生の時でした。
C言語と言えばブライアン・カーニハンとデニス・リッチー(以下、K&Rと略)が書いた本が有名で、確かその本を目当てに本屋に行ったのだと記憶しています。

C言語には記述形式が2種類あります。
・K&R形式
・ANSI形式

当時、以下に示す前提知識を持って本屋に行ったと思います。
・K&R形式は古い形式であり、ANSI形式でコーディングする事が望ましい。
・K&Rの本はC言語の作者自身が書いている名著だが、K&R形式で説明している。
・ANSI形式で説明している本の中ではC言語入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)は人気が高い。

本屋でK&Rの本とこの本を両方手に取って比べて、こちらを買いました。


今見直してみても良い本と思います。
C言語を勉強する上では「ポインタを理解できるか?」は分岐点です。

この本のポインタの説明はわかりやすく、また再帰呼び出し等、今時のJavaで育った若者には勉強する機会がない重要な概念も一通り網羅され、わかりやすく説明されています。


大学で勉強している時、就職してプログラムをコーディングしてる時、バグと格闘している時、UNIX-Cの仕事が無くなるまで、ずっと傍らにあった思い出深い本です。

この本と共に過ごした時間は辛い事だらけでしたが、その厳しい体験が私を鍛え上げ実力を付けさせてくれました。
かけがえの無い時間だったと思います。

正直、今時の若い奴らには負ける気がしません。


今は、コーディングする機会がほとんど無く、この本と共に身に付けた実力を発揮する機会はほとんどありませんが、確かに私の一時代を作ってくれた本と思います。

C言語入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)

C言語入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Language)

  • 作者: レス ハンコック
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 1992/09
  • メディア: 単行本


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