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高齢者行方不明事件やはり年金詐取のケースもあったのですね。ちょっと再発防止策を考えてみましょうかね。 [その他]


この件は悪意があって行われたようですが、中には残される遺族の事を思って本人が死亡届を出さないように遺書を残しているケースとかもあるのでしょうねぇ。


まあ、罪の追求は警察や検察に任せて、ここでは再発防止策をについて考えてみたいと思います。



数年前から保険証は一人一枚配布される方式に変更になっていたと思います。
という事は医療保険を扱っている国の機関(厚生労働省?)には国民全員を区別できるデータベースがあると推測できます。
保険証の番号を用いて個人をユニークにデータ化している事でしょう。

という事はこのデータベースに以下に示すようなselect文を発行すれば、例えば80歳以上の人を抽出するという事は可能と思われます。

(1)
select 被保険者番号 from 医療保険加入者 where 生年月日 > YYYYMMDD

一方日々の保険料の請求も一定期間くらいはデータベースに登録されていると推測されます。
例えば、過去1年以内に特定の人が医療機関を利用したかどうかは以下に示すようなselect文で求められると思います。

(2)
select count(*) from 保険請求 where 被保険者番号 = XXXX-XXXXXXX and 請求日 > YYYYMMDD



(1)のselect文で抽出した被保険者一人一人に対して、(2)で示したselect文を発行し、結果が「0」の被保険者のリストを作れば例えば「過去1年以内に一度も医療機関を利用していない高齢者のリスト」を作る事ができると思います。
そういう年次バッチ処理を作って毎年実行すれば良いと思います。

後はこのリストに載っている高齢者を警察官が個別に訪問して生存を確認する制度にすれば良いと思います。
警察官が適当と思う理由を以下に示します。
  1. パトロールのついでによれば良いので、通常業務の範囲で対応できる。
  2. 警察官が確認に来る事で不正受給に対する抑止力になると思う



ところで、この年次バッチ処理をシーケンシャルな処理として実装すると実行に結構な時間を要すると思います。
80歳以上の高齢者って何人くらい居るのかわからないのでなんとも言えないですが、場合によっては実行に何日か要するかもしれません。

しかし、処理時間にクリティカルな要件があるとは思えないので、極端な話1年以内に実行が完了すればOKと思います。

どうしても早く処理結果を知りたいなら、ジョブを都道府県単位に分割して47多重とかで実行すれば良いと思います。

リストは県単位とかの方が便利でしょうから、ジョブは多重化した方が良いでしょうね。


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