アロンソとベッテル。まさに達人同士の勝負でしたね。 [モータースポーツ]
アロンソとベッテル。
ファステストラップの出し合いで凄い勝負でしたね。
ただこういう勝負を見ているといつも「この凄さって初心者の人には伝わらないんだろうなぁ」と思います。
F1に詳しくない人が見たら、ベッテルが一度もアロンソに仕掛けること無く、二人そろって仲良く完走したようにしか見えないと思うんですよぇ。
剣の達人同士が真剣で勝負をする時、お互いがお互いの隙を伺うため一歩も動けなくなるのと同じで、わかる人にはわかるけど、わからない人にはわからない凄さだと思うんですよねぇ。
こういう所がF1が日本でメジャーなスポーツになれない原因の一つなのかなぁ?
以下、完走を箇条書きにします。
ウェーバー危なかったね。:
ハミルトンのウェーバーへのオーバーテイクは少し強引過ぎましたよね。
ウェーバーとしてはギリギリ車一台分のスペースは残していたと思うので、あれはハミルトンの締めすぎと思います。
とは言ってもレーシングアクシデントの範囲とは思いますが・・・
ウェーバーはマシンに深刻なダメージを受けなくて良かったですね。
ハミルトンは自業自得かなぁ:
ハミルトンはアロンソとベッテルのペースについて行けない事で焦りがあったと思います。
結果的にウェーバーに対して少し無理なオーバーテイクを仕掛けてしまったのかなぁと思います。
ここに来ての2戦連続ノーポイントは痛いですねぇ。
何気にロズベルグ速くね?:
メルセデスGPってもう開発を来年のマシンに完全にシフトしてしまっていると思うんですよね。
たぶん、かなり前からロクなアップデートはしていないと思います。
F1マシンの進化のスピードを考えれば、マシン性能では相対的に他のマシンにかなり遅れをとっている状況ではないかと・・・
たぶん今ってルノーとかウィリアムズとタメな位の性能しか無いと思うんですよね。
下手したらそれ以下かも・・・
それで5位ってロズベルグが速い証拠ですよね。
実際シューマッハはポイント圏外に沈みましたし・・・
今のマシン性能を考えたらシューマッハの成績の方がマシンなりの成績ですよね。きっと。
ルノーのマシンって丈夫なのね:
レース終盤のクビカのオーバーテイクショーは今回のレースの見所の一つと思いますが、結構強引なオーバーテイクで、軽い接触は結構していましたよね。
昔のF1マシンはちょっと接触しただけでタイロッドが曲がったりしたものですが・・・
丈夫になったのね(笑)
可夢偉はシューマッハとの接触でアライメントが狂ったのかな?:
可夢偉は自分のミスだと言ってはいますが・・・
まあ、市街地レースの洗礼を受けたって事で良い経験になったのではないですかね(笑)
さて、次回は我らが鈴鹿ですね。
個人的にはこんどこそベッテルに25ポイントとって欲しい所ですが、アロンソの速さ強さは本物だし、どうなるかわからないですねぇ。
楽しみです。